2019/10/18 22:56

こんにちは。
半年ぶりの投稿になります。
そして、1年ぶりのベタの交配記録です。
いつものことですがお久しぶりです。
書くネタがなかったわけではなかったんですがねw
この記事を書くまでに何ペアかで繁殖が成功してたんですが、ちょっと困りごとが…
オスが全然生まれないんです(笑)
20匹とか育て上げて1~2匹だけがオスみたいな感じなんですよね。
メスも奇麗な子はキレイですけど、やっぱりオスの美しさは別格ですよ。
なかなか良い個体(自慢できる子)が生まれないとね、
記事にするモチベーションにならないんですよね。
あと、この夏は暑かったんで気力がわかなかったのもありますけどw
ようやく涼しくなってきたんで、繁殖記録がてら書くかって感じです。
つたない文章ですが、写真メインでお楽しみいただけたら幸いです。
今回の交配に用いた個体は雌雄ともに自分のところで繁殖した個体です。
6月に孵化した個体ですが、なかなか面白い個体が生まれました。
品種的にはハーフムーンとクラウンテールがメインの雑種です。
ミックスって言った方がカッコいいかな?
交配に使った親と生まれた子たちを紹介していきます。
【♂親】 ファンシーレッド ミックスクラウンテール
オスはハーフムーンとクラウンテールの交配種です。
そして前回の商品紹介記事の個体です。
背ビレがおそらく事故で欠損した個体で、売れ残ってしまったわけです😢
欠損こそあったものの、カラーが好みでヒレの開き具合もよかったため交配に用いました。
きょうだいも中々のイケメンでしたし、まあ、愛着がわいたのもありますねw


↓オス親のきょうだい、若いながらも迫力あるフレアリング、尾開きも良好!

↓兄弟同士のフレアリング、これがベタの兄弟げんかか?

【♀親】 ファンシーオレンジ ミックス
メス親はハーフムーン♂(オレンジダルメシアン)とクラウン系のF1♀(オレンジ系)です…
ただし、両親の写真を残していないため記憶があいまいです!
繁殖記録を残さないと血縁が曖昧になってしまうんですw

この子も商品として販売してたんですけど、なかなか売れないのと交配に使いたい欲から今回の繁殖のお見合いに選びました。
奇麗なオレンジと黒い斑がチャームポイントです。
【子供たち】
今回の繁殖では30匹ちかい子供を若魚まで育て上げれましたが、オスは3匹のみ!
やっぱりメスばっかりだw
それでも奇麗な個体が生まれたので紹介していきます!
①ファンシーオレンジ ミックスクラウンテール


奇麗なオレンジにメス親同様のブラックスポットが入ります。
尾ビレの開き度合いもよく、フレアリングしていない状態でもボリュームがあります。
個人的にここ最近で一番のお気に入りです。
まだ成長が見られそうで楽しみですし、後代を残したい個体です。
②ファンシークリア ミックスハーフムーン

記事冒頭の写真の個体です。
若いころはレッド系でしたが、成長とともに色が抜けました。
色抜け中にみられた、クリアのヒレとかすれてはいるレッドのカラーリングはかなり好みでした。
ファンシー系統は色の変化が楽しいです。
この色で止まってほしいなーと思うことも多々ありますがw
現在は下の写真のように涼しげなクリアカラーとなりました。
雰囲気もしっかり大人びています。「クール」の一言が似合います。
こちらの個体も日々のフレアリングトレーニングで尾ビレが良く開くようになりました!

③ファンシーレッド ミックステール

こちらの個体も若いころはレッド系でボディにはブルーも入っていましたが、成長とともにブルーが退色していきました。
幼魚の時から尾開きがあまり良くなかったのですが、トレーニングによって180°近くまで開くようになりました。

現在はレッドを基調とした色となっおります。
ヒレのボリュームも増してきましたが、尻ビレが特にバランスが悪いというか、開かないというか…
カラーリングは好きなんですが、ちょっとアンバランスな印象です。
それでもフレアリングは激しいので今後に期待です。

④メスたち
メスは赤色をヒレやボディに持つ個体が多いです。
クリアの個体は少なめですが、まだまだレッドからクリアへの色の変化はありそうです。
メスはいっぱいいるし、このきょうだいたちは今のところ上手く混泳できているので、
ベタ♀の混泳レイアウト水槽でもまた作ってみようかな。

今回の交配結果は以上ですが、紹介したオスはそれぞれ違う印象のカラーリングとヒレでした。
ヒレの形成にしてもカラーリングにしても複雑に遺伝子が発現しているのが分かりますね。
メスに関してはレッド・オレンジ系に固定できているイメージですので、
このままファンシーレッド・オレンジで系統を作れたらと思っています。
あわよくば、ボリュームがあるクラウンテールにしていきたいなんて野望もあったりします。
ただし、オスが全然取れないので交配の失敗で「一進一退」なんてこともw
まだまだ道のりは長い分、飽きることもなさそうです。
これからも良い個体、自慢したい個体wがでできたらまとめたい思います。
自分の繁殖・交配記録にもなるので!がんばれ自分!
それではまたの機会に。