2017/03/18 01:17

こんにちは!

暖かくなってきましたね。
我が家は寒い部屋ですので冬場は水槽にヒーター入れても
水温が設定値までなかなか上がらないんですよ…
そんな季節とももうすぐでおさらばです!

今回は昨年の10月末に交配・産卵させた親から生まれてきた子ベタを紹介します。
親はなんと、クラウンテールの雄とHMプラガットの雌です!
どのようなヒレの子たちが生まれてくるかも気になっていましたが、
カラーリングにも注目ですよ…たぶんw

さっそくですが親の紹介です。

【♂親】
ネット販売で高知からやってきたファンシーホワイトのクラウンテールベタ君です。
色の変わりようがすごかったですw


上の画像がやってきたばかりで、下の画像がその数か月後です。
白から青への移行が激しいですね!

【♀親】
お気に入りの名古屋のショップで購入したコイカラーのベタちゃんです。
全然関係ないですけど、最近ここのお店のポイントカード作りました。
ベタのお値段は高いんでね…ポイントたまりそうですw

この交配では次の2点に注目しました。
・クラウンテールのヒレとプラガットのヒレ
・コイカラーとファンシーカラー

実際に子ベタを成長させることができたので過程も踏まえて紹介します。

【約3か月後】
ほとんどの個体が上側の写真のようにヒレが赤くなりました。
そんな中でも1個体だけ一回赤色になったヒレの色が抜けました(下側の写真)。
この個体はほかの個体と違うので注目ですよ?w

【約4か月後】
ほとんどの個体が形は大人のベタのようになってきました。
まだまだ小さいですけどクラウンテールみたいなヒレの子も出てきました。
赤いヒレの子たちは同じようなカラーリングですが
ヒレの色が抜けた個体は体の色素もぬけ印象が変わりました!

【約4.5か月後】
刻みましたが多くのベタの印象が変わりました。
ほとんどの個体は↑写真のような体は灰色?黒?でヒレは赤を基調に青光沢です(写真下段)。
一方で、白いクリアフィンの個体はより奇麗になり(写真中段)、
新たにヒレの赤色が抜けブラックとブルー系のヒレを持つ個体も出てきました(写真上段)。
ヒレの形態は結構バラバラですが、この段階ではまだ成長差によるのかな?と思っていました。

【約5か月】
下の4枚の写真は3月に入ってからのものですがだいぶ成長しました。
今のところ6匹の子が生きています。1匹飛び出し死してしまったのがつらいです…

すぐ下の写真の子は雄の個体でほかのプラガットの雌と繁殖にもチャレンジしました。
もしかしたら唯一の雄かもしれないです。今のところはっきり雄といえるのがこの個体だけです。
この子ベタのヒレが一番プラガットよりです。本当にクラウンテールのDNAが入っているのかなって感じです。
写真だといまいちですが生で見るとそれぞれのヒレがほんと奇麗です。飼い主バカだけかもしれませんがw
↓このこは色がいったん抜けてクリアフィンだった個体ですがヒレに黒色や青光沢が入り、うろこにも黒ずみが増えてきました。
私の中で一番注目している個体ですし、まだまだカラーリングは移行途中って感じです。
↓この写真はボケていますねw
カラーリング的には2つ上の写真の雄と同じ感じでもう1匹同じようなカラーの個体がいます。
↓この写真の個体は少し見づらいですが右のほうの青いヒレの個体です。
ヒレはクリアブラックで角度によっては美しい青を発色します。たぶん雌ですかね。


今回は写真を盛りだくさんで紹介しましたがどうでしたでしょうか?
私が一番注目している子ども個体はやはり白ベースの個体ですね。
これからコイカラー風になるのか雄親のように全身青色になるのか楽しみです!
ヒレの形は少しギザギザって感じでクラウンテールからは程遠いですね…
よくても雌のクラウンテール並みにまでしか発達しなさそうです。

この交配結果からも多くの謎が出てきました…子どもたちが全然親と違う!w
やはりたくさんのカラーやフォルムの品種がいるベタですがまだまだ奥深いですね。
奇麗なところ、多様なところも含めてまた一段とベタが好きになりました。
ではまた!