2017/01/15 18:52
こんにちは
今回はベタの交配についてです。
改良ベタの色は多種多様でおもしろいと思うのですが、あのカラーリングは親から子へどのように遺伝しているのでしょうか?
ということで、我が家で去年生まれたベタがいるのでその子の成長の様子を載せようと思います。
まず親のベタの紹介です。
【♂親】

名古屋のショップで特価になっていたコイカラーのプラガットです。
献身的に子育てもしてくれたイクメンベタです。
【♀親】

岐阜のショップで購入したハーフムーン系統です。
紫のような独特の青色です。尻ビレに赤色が入っているのと各ヒレがクリアブラックなのがポイントです。
このペアでの繁殖は1度のみで数百の産卵を確認できました。
次から子(F1)のベタの成長を追っていきます。
生後2か月ごろの写真です。この時点でF1は写真の2匹のみに・・

私はあまり稚魚を育てるの苦手なんですw
成長スピードも結構遅めだと思いますが、ヒレに赤色と体に黒い色素が出始めていますね。
生後4か月後の写真です。ブリーダー達なら育て上げて店に並ぶころですね。

いったん体の色素は抜けて真っ白になったあとヒレの先端に青色が入りました。
私はこのカラーリング好きです!
しかし、子のベタは背骨が曲がってしまっていたようで下のような形になってしまいました。

そして、5~7か月後です。やっと十分な大人サイズになりました(^^)


上は5か月後の奇形がないF1(残念ながら既に亡くなっています)、下は7か月後の奇形個体です。
2匹ともコイカラーのようになりましたね!
それにしてもカラーリング的に雄親とは違った印象を受けますね。
ベタの成長とカラーリングの移り変わりはどうでしたでしょうか。
今回は残った子ベタが1匹なのでなんとも考察しづらいですが、ベタの秘めているDNAのすごさを実感しました!
片方の親がコイカラーなら子もコイカラーとなるのでしょうか?
これからも無事に子ベタを育て上げることができたら紹介していきたいと思います。
ではでは!